こんにちわ。「ごろりんはうす(秋田市・B型事業所)」、利用者「猫まみれ」と申します。2022年9月から、ごろりんはうすに通所してます。

7月に入り、通所して 10ヶ月経過しました。初めて見学したのは 7月6日、見学してから一年経過、9月になれば通所から1年経過します。
よく通い続けることが出来たと自分でも驚いてます。

私は子供の頃や学生時代から多くの人が集まるところに、決められたことをするだけ、というのが馴染めませんでした。小学生、中学生は3年くらいしか通えない不登校児でした。高校は一年で中退したので学校には 3年くらいしか通ってません。

社会人と言われる 20歳以降の就職活動では、学歴がないことで面接で時には面接官から「ハローワークの紹介で面接の時間作ったのに、学歴ないんだ(笑)」とか、身体が小さいことで「年齢の割には、身長低いし、体格も痩せててヒョロっとしてて、直ぐに体調崩しそうだから、ご縁が無かったということで」とか色々と言われ続けたことで現実の壁に突き当たり、少しずつハローワークに行くこともなくなり、就職活動することもなくなり。

元々、多くの人が集まるところが怖いため、精神面でも社会に馴染むことが出来ず。

それでも生きるため、なるべく人と関わらなくて良いお仕事として、フリーターとして定職につけないながらも、20代後半から新聞配達、チラシ配りなどのアルバイトしてきました。

現在 40代を過ぎました。この 20年間はほとんど人と話すこともありませんでした。新聞配達、チラシ配りをしてても、体力面の限界などもあり 30代前半頃にお仕事をやめました。その後はいわゆる引きこもり、ニート。様々なことが重なり、うつ病、適応障害も重なりました。

2022年6月に、地元の市役所の保健師さんと福祉の方から「ごろりんはうす」を紹介して頂きました。見学を経て、通所を開始して、命を繋ぎ止めることが出来ました。

私は昔から、自分は怠けている。人が出来ることを自分は出来ない。昔怠けていた分、周りの人よりも倍の努力をして頑張らないといけない!という精神的な脅迫観念が常に纏わりついています。
今でもそれを引きずり、精神面、心の面でも自分自身では払拭できない弱さがあり、空回りして、自分の体力や精神面の弱さや衰え以上の力を使い切り、心身ともに疲れて、気持ちが落ち込み、生きてる価値がなく、私ひとりが死んでも誰も悲しまないと希死念慮を抱き、自己肯定感がとても低いまま、という状態を常に繰り返してしまいます。

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ごろりんはうすに通所してからは、ひとりの作業でも、皆と行う作業でも、お仕事をしている充実感が出てきました。
必ず誰かが居てくれてる安心感があります。
周りの人と競べたり比較しなくて良い安心感
自分のペースで良い。
工賃を頂くことで、はじめて自信もつきました。

学歴や職歴関係なくひとりの人間として対等に接してくれる幸せ、自分と仲間の皆を迎えて、迎えることが出来る人たちに出会えて、40年生きてきて初めての居場所を見付けました。

「大丈夫じゃないけど、大丈夫!と振る舞わなくてもいい。」
とても大事なことだと思います。

以上が、私がはじめて通所した頃と、今の気持ちを書きました。利用者の目線として、ごろりんはうすは、孤独を抱えている人たちに居場所と希望を与えてくれます。是非いらして下さい!